彼の事が、少しずつ気になり出した私。

気になると言っても、彼とどうにかなりたいとかそういう感情ではなく、ただこの世界で一緒に話をしたり、遊びたかった。

ゲームの中で彼に逢える事が、毎日の楽しみになっていました。

そんなある日。

やはりみんなが寝てしまい、夜遅くまで彼と二人で他愛ない話をしていた時の事です。

彼と恐らく初めて？の、リアルについての話をしました。

とは言っても、お互いの素性の話ではないんですけどね…笑

お互いのこのゲームを始めたきっかけとか、そんな話だったと思います。

彼は、少し前に付き合っていた彼女と別れて、暇潰しでこのゲームに来たのだと。

私が始める１ヶ月前くらいに、彼はこのゲームを始めた様でした。

私も、自分の経緯を話しました。

そんな中で、今後彼女を作らないのか、ここ（ネットやゲーム）での出逢いってどうなのか、そんな話をしていたと思います。

彼からは、ネットでの出逢いはありえない👐そんな答えだったと記憶しています。

あぁ〜、フツーはそうだよね…😅

「この先どうなるかなんて分からないし、別に、このまま彼女が出来なくてもいいよ。」

そんなネガティブな発言をする彼。

だって、まだ若いだろうに…本当にそれでいいの？😣

どこに出逢いがあるかはわからないよ〜😓とか、そういう話をしていました。

《私が、彼の彼女になれたらいいのにな…》

そんな事をちょっと思っていたり。

そう思った私は思わず、

「私でよければ、★☆さん（彼のHN）の彼女になってあげるよ。」

って言ってしまいました😣

「え！ホントに？✨」

一瞬、喜びの声を上げる彼。

私「うん♫

でも、リアルでは付き合えないからゲームの中でだけ…ね😅」

「なんだぁ〜…。ん〜、でもなぁあ…！😧」

彼は、納得行かないようでした。

そうだよね…

ネットでの出逢いなんてあり得ないって言われたばかりだし、逢った事もない得体の知れない女（じゃないかもしれない奴）にいきなりこんな事を言われても困るよね。

「ごめん…！

逢った事もないのに、いきなりそんな事言われても困るよね。今のは忘れてっ！😰」

困る彼を目の当たりにし、私は取り繕うのに精一杯でした。

何やってるんだ、私ーーー！！😭

続く◇